【2026年11月】タイ・ロイクラトン祭り完全ガイド|バンコク・チェンマイ会場・由来・楽しみ方
- 2026年ロイクラトン祭り(11月24-25日)の正確な日程と起源
- バンコク3大会場(チャオプラヤ川・スワン・ルンピニ公園)解説
- チェンマイ「イーペン祭り(コムローイ)」と本祭の違い
- 灯篭(クラトン)の作り方・流し方の伝統作法
ロイクラトンとは|タイ最美の灯篭流し祭
ロイクラトン(Loi Krathong / ลอยกระทง)は、毎年タイ暦12月の満月の夜に行われる伝統的な祭り。「ロイ=流す」「クラトン=灯篭」を意味し、バナナの幹と葉で作られた蓮の花型の灯篭をろうそく・花・線香と一緒に川や池に流す幻想的な行事です。
ソンクラン(タイ正月の水かけ祭)と並ぶタイ2大祭りの一つで、特に北部チェンマイでは「イーペン祭り(コムローイ祭)」と呼ばれる空に向かって熱気球状の灯篭を放つイベントが世界的に有名。バンコク・チェンマイ・スコータイの各地で異なる形態の祭りが開催されます。
1. 水の女神プラ・メー・コンカー(Phra Mae Khongkha)への感謝(タイは農業国・水恩恵)
2. 過去の罪・悪い気を水に流す(浄化儀式)
3. 恋愛・健康・繁栄の祈願(未来への願い)
2026年ロイクラトンの日程|11月24-25日
| 日付 | 曜日 | イベント内容 |
|---|---|---|
| 2026年11月24日(火) | 火曜 | チェンマイ・イーペン祭り(コムローイ)Day 1 |
| 2026年11月25日(水) | 水曜 ★満月 | ロイクラトン本祭・バンコク主要会場/チェンマイDay 2 |
ロイクラトンはタイ旧暦12月の満月の夜に開催されるため、毎年日付が異なります。2026年は11月25日が満月。前夜祭(11月24日)から各地でイベントが始まり、本祭(満月当夜)に灯篭流しのピークを迎えます。
ロイクラトンはタイの公式祝日ではありません。職場・学校は通常通り。ただし夜間の祭りなので、会社員・駐在員も帰宅後に会場に向かう形で参加可能です。
ロイクラトンの由来|13世紀スコータイ王朝
祭りの起源は13世紀のスコータイ王朝(タイ最古の独立王朝)時代。当時のノッパマット王妃が、満月の夜に豊穣の土地と川の女神への感謝を込めて、バナナの葉でハスの花型の灯篭を作って川に流したのが始まり、と伝わっています。
その後、農耕民族としての水への感謝の気持ち・仏教における浄化の概念が組み合わさり、現在の形式に発展。「水(=川・池)」と「火(=ろうそく)」と「願い」が一体化した独自の祭りとなっています。
バンコク3大会場|2026年版
① チャオプラヤ川沿い(Chao Phraya River)
チャオプラヤ川
主要スポット: アジアティーク・サパーンタクシン・ワットアルン・ワットポー周辺
最寄駅: BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)・MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)
特徴: バンコク最大の灯篭流し会場。ディナークルーズ船から川に灯篭を流すツアーが人気(1人2,000-5,000B)。岸辺の屋台・パレードも盛況。
② アジアティーク・ザ・リバーフロント
Asiatique The Riverfront
住所: 2194 Charoenkrung Rd, Wat Phraya Krai, Bang Kho Laem, Bangkok 10120
最寄駅: BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)から無料シャトル
特徴: 観光客に最人気の会場。大型観覧車・ステージライブ・屋台街に加え、チャオプラヤ川の岸辺で灯篭を直接流せる。ファミリー向け。
③ スワン・ルンピニ公園(Lumpini Park)
ルンピニ公園
住所: Lumphini Park, Wireless Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok
最寄駅: MRTルムピニ駅(Lumphini) / BTSサラデーン駅
特徴: バンコク中心部の最大公園。大型池があり灯篭流しに最適。屋台・ライトアップ・タイ伝統舞踊。地元タイ人ファミリーが多く伝統的雰囲気が味わえる。
その他の注目スポット
- ワット・アルン(Wat Arun): ライトアップされた寺院をバックに灯篭を流す絶景
- ワット・サケット(Wat Saket): 黄金の山を背景にした幻想的な雰囲気
- ベンチャシリ公園(Benjasiri Park): プロンポンエリア・池あり・徒歩圏
チェンマイ「イーペン祭り(コムローイ)」|世界一の絶景
北部チェンマイでは、ロイクラトンと同時期に「イーペン祭り(Yi Peng / ยี่เป็ง)」が開催されます。タイ北部ラーンナー王朝の独自文化で、川に灯篭を流すだけでなく、「コムローイ(Khom Loi・空に放つ熱気球状の灯篭)」が世界的に有名です。
メージョー大学・コムローイ祭(チェンマイ)
住所: Maejo University, San Sai District, Chiang Mai
2026年日程: 11月24日(火)・25日(水)
特徴: 数千〜数万の参加者が同時に空にコムローイを放つ大規模イベント。一斉点灯の瞬間は世界的に有名な絶景。チケット必須(目安5,000-15,000B)で日本発のツアーも多数。
チェンマイのコムローイ祭は事前予約必須で、3-6ヶ月前から販売開始。JTB等の日本旅行会社経由のツアーが安心。個人参加は地元の祭り会場(チェンマイ旧市街・ピン川沿い)なら無料で楽しめます。
灯篭(クラトン)の作り方|伝統作法
材料
- バナナの茎(土台・直径15-20cm)
- バナナの葉(蓮の花型に折る)
- マリーゴールド・蘭の花(装飾用)
- 線香3本(3つの宝=仏・法・僧を象徴)
- ろうそく1本(光・知恵を象徴)
- 硬貨1-3枚(感謝と謙虚を表す)
- 髪の毛・爪(任意・自分の悪い気を流す象徴)
作り方の手順
- バナナの茎を5-8cm幅にカット → 土台にする
- バナナの葉を三角形に折り、花びら状に並べる
- マリーゴールド・蘭の花で装飾
- 中央にろうそくを立てる・周囲に線香3本
- 硬貨を入れる(感謝の気持ち)
- 当日、水辺へ持参
ロイクラトン期間中はタイ全土の市場・屋台で完成品の灯篭が30-150バーツで販売されています。観光客が手作りするのは時間的に難しいため、市販品を購入するのが現実的。サイズ・装飾は様々で、選ぶ楽しみもあります。
環境配慮の現代型灯篭
近年は「パンの灯篭」「アイス用クラッシュアイスの灯篭」「氷の灯篭」等の環境負荷の少ない素材で作られた灯篭が登場。プラスチック・発泡スチロール製の灯篭は環境汚染の原因として禁止されている地域も。
灯篭の流し方|伝統儀式
- 水辺に立ち、東に向かう(伝統では東向きで川の神に向く)
- ろうそくと線香に火を灯す
- 両手で灯篭を持ち、目を閉じて願い事を心の中で唱える
- 3度願いを繰り返す(数字3は仏教の聖数)
- 水面に優しく灯篭を放つ
- 灯篭が遠ざかるまで見送る
FAQ|よくある質問
Q1. 観光客も参加できる?
もちろんです。無料で誰でも参加可能。灯篭(クラトン)は屋台で30-150B、市販されている完成品を購入すればOK。流す場所も決まりはなく、川辺・池・寺院の境内のどこでも可能。タイ人は観光客の参加を歓迎しています。
Q2. 服装はどうすればいい?
夜間屋外なので長袖・薄手のジャケットがおすすめ(11月のバンコクは夜18-22℃)。寺院に行く場合は肩・膝を隠す服装が必須。シースルー・露出度の高い服装は避けるのがマナー。タイ人は伝統衣装(タイ服)を着る人も多いです。
Q3. 子連れで参加OK?
はい、家族向けの祭りです。ルンピニ公園・アジアティークは人混みが整理されており子連れに優しい。チャオプラヤ川岸辺・チェンマイのコムローイは混雑大なので幼児には不向き。子どもには自分の灯篭を作らせる体験が思い出になります。
Q4. コムローイ(空への灯篭)はバンコクでもできる?
バンコクの一部会場では空に放つコムローイも提供されますが、本場はチェンマイのイーペン祭り。バンコクは「川への灯篭流し」が中心、チェンマイは「空への灯篭放出」が圧倒的。両方体験するなら2-3日で両都市を巡る旅程がおすすめ。
Q5. ロイクラトン期間中の渋滞・混雑は?
夕方〜夜にかけて主要会場周辺は大混雑。BTS/MRTで移動するのが鉄則。タクシー・Grabは大渋滞でほぼ動けません。チャオプラヤ川は水上バス(チャオプラヤエクスプレスボート)が便利。出発は2時間前から余裕を持って。
Q6. ソンクランとの違いは?
ソンクラン(4月)は水かけの熱狂的祭りで観光客主体・濡れる前提。ロイクラトン(11月)は静かで幻想的な祭りで家族・恋人・友達と楽しむ穏やかな雰囲気。ソンクランが「動」ならロイクラトンは「静」の祭りです。
Q7. 灯篭はゴミになる?環境への配慮は?
伝統的なバナナ製灯篭は生分解性で環境負荷は少なめですが、毎年数百万個の灯篭が流れるためタイ政府は環境啓発を強化。プラスチック・発泡スチロール製は禁止。「氷の灯篭」「パンの灯篭」等のエコ商品も普及中。
Q8. ロイクラトン期間中のホテル予約は?
チェンマイのコムローイ祭は3-6ヶ月前から予約必須(価格通常の3-5倍)。バンコクは比較的取りやすいですが、チャオプラヤ川沿いのリバーサイドホテルは早期予約推奨。ソンクランと比較するとピーク度はやや低いです。
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