「タイ赴任で 子供の学校どこ?日本人学校?インター?」と悩む駐在員家族のあなたへ。日本人学校 + 3大インター校 + 日系インターを完全比較。駐在員家族・現地採用・国際結婚の対象者別の推奨手順までまとめた決定版です。
バンコクは 世界有数の国際教育都市。日本人学校(泰日協会学校)の他、160以上のインター校がしのぎを削り、世界トップクラスのIBスコア・大学進学実績を持つ。
選択肢が多いゆえに迷うのが学校選び。この記事では、バンコク日本人学校から3大インター校(ISB・Patana・NIST)、日系インター、タイ系私立校まで、家族の状況・予算・帰国予定で選べるよう完全網羅。情報は2026年5月時点で確認済み。
【全体像】バンコクの学校4タイプ
| タイプ | 学費目安/年 | 言語 | 適した家族 |
|---|---|---|---|
| 日本人学校(泰日協会) | 約100-150万円(初年度) | 日本語 | 日本帰国予定・継続性重視 |
| 3大インター校(ISB/Patana/NIST) | 約400-600万円 | 英語 | 海外進学・長期駐在 |
| 日系・準日系インター(BSB等) | 約200-400万円 | 英語+日本語 | 英語+日本語両立 |
| タイ系私立・バイリンガル校 | 約100-300万円 | 英語+タイ語 | 長期居住・タイ語習得 |
3-5年駐在で日本帰国予定なら 日本人学校。長期駐在・海外進学なら 3大インター。バランス型は 日系インター。会社の教育費補助の上限と相談。
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基礎知識|選ぶ前に知っておく5つ
学校選びの基本軸と判断材料を整理。
学校選びの基本軸(4ポイント)
- 帰国予定: 3-5年で帰国 → 日本人学校 / 5年以上 → インター
- 進路: 日本の高校・大学 → 日本人学校 / 海外大学 → インター
- 予算: 会社の教育費補助の範囲
- 子供の英語力: ゼロから始めるならESLサポート充実校
多くの日系企業は 年間200-400万円の教育費補助。これがインター校選択肢を決める最重要ファクター。
4タイプの学校の特徴
① 日本人学校(泰日協会学校)
- 日本のカリキュラム・日本語
- 帰国後の継続性が高い
- 運営: 泰日協会
- バンコク + シラチャの2校
② 3大インター校(ISB・Patana・NIST)
- 世界トップレベル
- 海外大学進学実績豊富
- 学費高(年400-600万円)
- 入学倍率高・編入難
③ 日系・準日系インター
- 英語+日本語のバイリンガル教育
- 日本人サポートあり
- BSB・コロンビアインター・他
- 学費中(年200-400万円)
④ タイ系・バイリンガル校
- 英語+タイ語
- 学費安め(年100-300万円)
- 長期居住・国際結婚家族向け
学費相場(年間)
授業料以外に 入学金・スクールバス・制服・教材費・課外活動費等で年30-50万円追加が標準。
帰国予定と進路で決める
| 帰国予定 | 進路想定 | 推奨学校 |
|---|---|---|
| 2-3年 | 日本の中学・高校 | 日本人学校 |
| 3-5年 | 日本帰国受験 | 日本人学校(中学受験対策) |
| 5年以上 | 海外大学 | インター校 |
| 長期 | タイ・第3国 | インター校 or タイ系 |
入学・編入時期
- 日本人学校: 4月始業(日本式)/ 編入はいつでも可能
- インター校: 8-9月始業(西欧式)or 1月(一部)
- 編入は学期始め推奨だが、随時受入校も多数
- 赴任タイミングと合わせて事前問合せ
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日本人学校(4項目)
泰日協会学校の詳細・編入条件・特徴。
バンコク日本人学校(泰日協会学校)
| 運営 | 泰日協会 |
| 規模 | 3,000人以上(世界有数規模の日本人学校) |
| カリキュラム | 日本の学習指導要領準拠 |
| 授業言語 | 日本語(英語・タイ語授業あり) |
| 学費目安 | 初年度 約100万円(入学金16万B+学期6万B等) |
「迷ったら日本人学校」と言われるほど。日本帰国時の継続性が最大のメリット。日系企業駐在員は会社負担が多い。
シラチャ日本人学校
バンコクから車で1.5時間のシラチャ・チョンブリエリアの日本人駐在員家族向け。製造業(自動車・電子)駐在員の家族多。
入学条件
- 日本国籍を保持している児童・生徒
- 原則 日本人保護者の子供(一部例外あり)
- 赴任駐在員の家族は優先入学
- 長期居住者・現地採用も入学可
- 満6歳から(4月時点)
父母どちらかが日本人なら入学可。子供の日本語レベル要件あり。事前面接・テストで判定される。
編入時期と必要書類
編入の流れ
- 事前問合せ・学校見学
- 必要書類提出
- 入学テスト・面接(簡易)
- 入学決定通知
- 入学金・授業料納付
- 制服・教材購入
必要書類
- パスポート・ビザコピー
- 前籍校の在学証明書
- 成績証明書
- 母子手帳・予防接種証明
- 顔写真
- 戸籍謄本(場合により)
赴任2-3か月前から学校に問合せ・空席確認。定員制限でクラスが埋まることもある。
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3大インター校(4項目)
バンコクのトップ3インター校の詳細比較。
ISB(International School Bangkok)
- カリキュラム: 米国式 + IB
- 立地: ノンタブリー(バンコク郊外・大使館エリア)
- 大学進学: 米国トップ大学への実績豊富
- 米国・カナダ・国際的な家庭多い
- 学費目安: 年400-600万円
Bangkok Patana School
- カリキュラム: 英国式(A-Level/IGCSE)+ 上級学年でIB
- 立地: バンナー(東部)
- クラス: 1クラス最大22人・少人数制
- 規模: 約2,300人
- 学費目安: 年460,100B〜945,000B(学年別)
NIST International School
- カリキュラム: タイ初の 全学年IB(PYP・MYP・DP)
- 立地: スクンビット(中心部・通学便利)
- 規模: 約1,500人・50か国以上
- IB成績: 平均37点(世界平均30点)
- SAT平均: Reading/Writing 636、Math 660
- 学費目安: 年最高1,057,500B(高学年)
スクンビット中心で BTSアクセス良好。ISB・Patanaは郊外でスクールバス必須だが、NISTは公共交通でも通学可。
BSB(British School Bangkok)
- カリキュラム: 英国式
- 立地: ナナ(スクンビット)
- 規模: 中規模・少人数制
- 学費目安: 約140万円〜
- 3大インターより手頃で人気
ISB・Patana・NISTに次ぐ第4位の英国系学校。学費は3大より手頃で、品質は高い。
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日系インター・幼稚園・受験(4項目)
バランス型校・幼児期の選択肢・大学受験準備。
日系・準日系インター
- コロンビアインターナショナルスクール(CIS): 日本系運営・英語+日本語
- BSB(British School Bangkok): 英国式・日本人多
- セントアンドリュース: 英国系・複数キャンパス
- シャトルキー: 米国系
子供の英語ストレス軽減・親同士の情報交換・日本食・日本のイベント維持。3大インターは多国籍だが日系は2-3割が日本人。
タイ系私立・バイリンガル校
- Saint Joseph’s Convent: タイの伝統名門
- Sarasas affiliate schools: バイリンガル教育網
- Anglo Singapore International School: 多国籍
タイ系校は 長期居住・国際結婚家族に向く。学費はインター校より安め。タイ語習得もメリット。
幼稚園・プレスクール選び
- 泰日協会学校 幼稚園: 日本式・帰国継続性高
- インター系幼稚園: 各インター校の付属
- 日系プレスクール: バンコクキッズ・どんぐり等
- タイ系幼稚園: 多文化・タイ語環境
幼児期は 日本語と母文化の基盤が重要。日系幼稚園 or 日本人学校付属が無難。インターは小学校から。
大学受験準備
| 進路 | 必要対策 |
|---|---|
| 日本の大学(一般入試) | 日本人学校 + 日本式塾(バンコクに多数) |
| 日本の大学(帰国子女枠) | インター校 + TOEFL/SAT等 |
| 米国大学 | ISB/NIST + SAT・GPA |
| 英国・欧州大学 | Patana + IB/A-Level |
| タイ国内大学 | インター校 + IELTS |
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編入サポート・トラブル対応(4項目)
入学後の言語移行・帰国時の対応。
編入時のサポート
- 多くのインター校に ESL(英語学習サポート)あり
- 日系インターは日本語サポート充実
- 日本人学校は日本式継続でストレス少
- 習い事・スポーツで現地子供と交流促進
言語移行の支援
- 赴任前: 日本で英会話・オンライン英語
- 赴任直後: ESLサポート集中受講
- 家庭で日本語維持(日本語学習継続)
- 日本式塾で算数・国語の継続
インター校に入れると 日本語力低下リスク。家庭での日本語環境維持・週末日本語塾通学が定番対策。
教材・制服・課外活動
- 日本人学校: 制服・教材は学校指定(購入可)
- インター校: 制服必須校多・スクールショップで購入
- スクールバス: ほぼ全校あり・月1-2万バーツ
- 課外活動: スポーツ・芸術・第二外国語
帰国時の対応
- 日本人学校 → 日本の公立校: 継続性高くスムーズ
- インター校 → 日本の公立校: 日本語適応に時間
- 帰国子女受験: 日本国内のインター校・国際学級も選択肢
- 転出証明書・成績証明書を取得
日本の中高大学に 帰国子女枠がある学校多数。インター校卒業生は活用できる。早稲田・慶應・上智など。
【対象者別】推奨される手順
3-5年駐在・日本帰国予定の最適解
推奨: バンコク日本人学校
- 日本のカリキュラム継続
- 会社負担の対象になる範囲
- 帰国後の中学・高校受験対策
- 日本語力維持
長期駐在・海外大学進学希望の最適解
推奨: NIST or Bangkok Patana or ISB
- 立地優先 → NIST(スクンビット)
- 米国系 → ISB
- 英国系 → Patana
- 会社の教育費補助上限を確認
国際結婚・現地採用の最適解
推奨: 日系インター or タイ系バイリンガル
- BSB・コロンビアインターでバランス
- タイ系で長期コスト削減
- 子供の言語環境を考慮
- 家族の最終定住地で決める
注意事項・失敗事例 5選
「赴任2週間前にISB問合せ → 満員でウェイトリスト。慌てて第3候補へ」(駐在員家族・40代)。2-3か月前から問合せ。
「3年インター → 帰国時に 漢字・算数・国語で同級生と差」(駐在員家族・50代)。家庭・週末塾で日本語維持。
「会社補助年300万円 → ISB入学で 年500万・差額200万自費」(駐在員・40代)。事前に上限確認。
「ISB(ノンタブリー)に決めたが居住地から1時間 → 子供がスクールバス疲労」(駐妻・30代)。立地・通学時間も学校選びの軸。
「3大インターの入学テスト不合格 → 1学期空白」(駐妻・40代)。第2・3候補も並行準備。
学校で使えるタイ語フレーズ 10選
| 場面 | タイ語 | 意味 |
|---|---|---|
| 挨拶 | サワッディーカー / クラップ | こんにちは |
| 感謝 | コープクンカー / クラップ | ありがとう |
| お願いします | コー・ポット | お願いします |
| 子供 | デック | 子供 |
| 学校 | ローンリアン | 学校 |
| 先生 | クルー | 先生 |
| 分かりません | マイ・カオチャイ | 理解できない |
| もう一度 | イーク・クラン・ヌン | もう一度 |
| 大丈夫 | マイペンライ | OK・気にしないで |
| すみません | コートーカー | 失礼します |
よくある質問(FAQ)8選
日本人学校とインター校どちらがいい?
英語ゼロでもインター校に入れる?
学費は会社負担?
入学テストは難しい?
スクールバスはある?
兄弟は同じ学校?
日本語維持はどうする?
学校選びの相談はどこで?
まとめ|失敗しない学校選びの3原則
3-5年駐在: バンコク日本人学校
長期駐在・海外大学: NIST/Patana/ISB
国際結婚・現地採用: 日系インター or タイ系
学校選びは 「帰国予定 + 予算 + 立地」の3軸で決まる。赴任2-3か月前から複数校に問合せ、ウェイトリスト対策で第1〜3候補を並行準備が成功の鍵。
関連リンク・公式情報
公式情報
- 泰日協会学校(バンコク日本人学校・シラチャ日本人学校)
- International School Bangkok(ISB)
- Bangkok Patana School
- NIST International School
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本記事は2026年5月時点の情報に基づいている。学費・カリキュラムは変更される可能性があるため、必ず各校公式で最新を確認を。
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